『その腰の痛み、姿勢のクセが原因かも?』
多くの人が知らずにやっている“身体に負担のかかるクセ”3選

「長時間のデスクワークで首や腰が痛い」
「歩いてるだけなのに、なぜか疲れやすい」
「階段の上り下りや力仕事などの日常動作がつらくなってきた」
そんな風に感じたことはありませんか?
実はこれ、年齢のせいだけじゃなく、
日常に潜む “動きのクセ” が原因かもしれません。
身体にとって自然な動きができていれば、
もっとラクに、軽やかに過ごすことが可能になります。
今回は、多くの人が無意識にやってしまっている、
“身体に負担をかけるクセ” を3つご紹介します。
あなたも当てはまっているか、ぜひチェックしてみてくださいね!
目次
【クセ①】背筋を伸ばし過ぎて座るクセ
「背筋をピンッと伸ばして椅子に座ってしまう」
→ これは首や腰にかなりの負担がかかります。
本来は、坐骨(お尻の骨)の直上に頭を位置させ、背中を脱力することで背骨が自然にカーブします。
そのカーブが、背骨にかかる重力や体重などの圧力を外に逃がしてくれる仕組みです。
そうすることで、首や腰の筋負担は減少しラクに座ることが可能になります。
【クセ②】上半身を真っすぐにしたまま立ち上がるクセ
「上半身をピンと伸ばしたまま、上方向にだけ向かって立ち上がろうとしてしまう」
→ これ、腰や特に膝に大きな負担をかけてしまいます。
本来は、おじぎするように身体を少し前に倒してから立ち上がることで、
自然と重心移動が起こり、スムーズに立ち上がれる構造になっています。
普段の“立ち上がり動作”を少し意識するだけでも、身体への負担はぐっと減ります。
【クセ③】つま先で蹴って歩くクセ
「歩くとき、つま先で蹴って前に進もうとしている」
→ 脚の筋肉ばかり疲れて、膝を酷使することになります。
歩く前に自然な立ち方ができているかが重要です。
立ち方が理にかなった姿勢であれば、身体全体が連動し軽やかに歩ける仕組みになっています。
【今すぐできるセルフチェック】
椅子から立ち上がったあと、
「その場に立って目を閉じてみてください。」
✅ つま先側に体重が寄っていないか?
✅ かかと側に体重が寄っていないか?
特に、つま先側に重心が寄っている感覚がある場合、
日常的に「前重心」になっているサインかもしれません。
前重心がクセになると、背中や腰・膝への負担、歩行時の脚の疲労につながりやすくなります。
【ワンポイントセルフケア】
椅子に浅く腰掛けて、両手を太ももの上に置き、背中をそっと脱力してみましょう。
✅ 坐骨(お尻の骨)が椅子にしっかり乗っているか?
✅ 肩や首に余計な力が入っていないか?
✅ 背骨(骨格)の支えで姿勢が保持されている感覚があるか?
無理に姿勢を「作る」のではなく、
自然に重力と骨格に身をまかせる意識を持つだけで、
座っているだけで感じる疲れが驚くほど変わってきます。
ぜひ、今日から取り入れてみてくださいね!
【まとめ・しなやか動作ラボのご紹介】
こうしたクセは、日常に溶け込んでいて “当たり前” になっているからこそ、
自分ひとりではなかなか気づきにくいものです。
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